DKC総合カタログNo64
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グリーストラップ■■■■13 ●設置要領①防水仕様の阻集器は、標準スラブ開口寸法の他、約120㎜×12㎜幅のスラブ欠き込みを4周に設けてください。 ●嵩上げスリーブ詳細図(この欠き込み部に本体防水つば125㎜〜150㎜幅×6㎜厚がセットされます。)*欠き込みが無い場合、本体周辺の防水層が盛り上がる為、排水が滞留します。②芯出し後、本槽を水平に据付け、4隅にセットアンカーを打設し、頭部を溶接固定してください。(アスファルト防水層を傷つけないようアンカー頭部をサンダー掛けし、平滑にしてください。)③防水つばとスラブ欠き込みの段差部は、樹脂モルタル等で補修して防水下地を作ってください。④アスファルト防水層の貼り仕舞い端部は、防水止フックの10㎜程度手前で止めて水抜き穴を塞がないようにしてください。(防水止フックには水抜き穴が設置されており、アスファルト防水層上部の滞留水や防水層下部からにじみ出た水等がこの水抜き穴から排出されます。)⑤保護モルタル打設時、受枠や側溝取付け用のアンカー鉄筋(D‐13)等を両サイドに埋め込んでください。後施工する場合は、芯出し後に接着剤(タイルメント)等を用い要所に溶接用アングルピース等を接着してください。⑥受枠取付け用の内型枠を防水止フック4周に押し当て、要所を桟木等で補強してください。(増打コンクリート打設時の側圧で受枠が変形した場合、蓋が納まらない状況が生じます。)⑦仮受用の目地棒を4周に取付け、その上に受枠をセットし、アンカーに溶接して同枠を固定してください。⑧増し打ちコンクリートを打設してください。⑨型枠解体後、目地棒を抜き取りモルタルで補修してください。⑩上蓋を乗せて完了です。⑪けい酸カルシウム板15㎜を使用した評定認可製品に限り、スラブ躯体開口と耐火被覆(グリーストラップ本体)との間に発生する約30㎜の隙間処理は不要です。(セラミックファイバー等を充填する必要はありません。)(634)■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■スラブ天吊型・防水納まり施工要領/嵩上げスリーブ詳細図13-10

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